警察沙汰の３日間キャバ嬢事件

こんにちは。

あなたの眠っている実力を

開花させるサポーター

クーリーあやです。

前回は、現代ホストの帝王
ROLANDさんの話をお届けしました。

inner-essence.hatenablog.com

今日は、私が、

とある事件に巻き込まれ、

キャバクラで仕事をした時のお話です。


事の始まりは、私が２０代半ばの頃、
それまで所属していた
芸能事務所の社長さんが急死されて

「これからどうしよう？」

と考えていたんですよね。

そんな時、ちょうど募集をしていた
他の芸能事務所の

オーディションを受けました。

そうしたら、

まぁ、合格したんですけどね、
これが、後で大変なことになりました。


「うちの事務所は、見込みのある方は、
　合宿所に住み込みしてもらい、
　売り出していきます」

「あなたは、その一人に選ばれたので
　出来るだけ早く入居して下さい」

「身の回りのものと
　布団だけ持参してくださいね」


それで、少しも疑わず、
言われるがままに入居したんですよね。


合宿所の１階が事務所で
２階は、鏡張りのレッスン室。
３階が、寝泊りする部屋になってました。

私のほかにも、５～６名いて
翌日は、バレエレッスンや
演技のレッスンを一緒に受けました。

その夜・・・

事務所に呼ばれました。


「女優の仕事は、
　人をみる観察力を磨くことが大事。

　そのために、今日から経験の一つとして
　やってもらう仕事があります。

　他の子たちも行くから
　一緒に連れて行ってもらってね」


で、着いたのが、キャバクラ。


「え？何で？？？」

そこまで来て
初めてそう思ったんですよ（笑

でも、他の女の子達は
みんな普通に準備してて、
なんか、断れなくて。。。


「じゃぁ、これ着てね」

と渡された衣装が
キラキラ短めのドレスだったので

「私、ストッキングを
　持って来てないです」

と、小さな抵抗してみたけど
黒服さんが、とってもいい人で

「大丈夫です！
　僕が今すぐ買ってきます！
　他に何か、欲しいものあります？」

って。。。（＾＾；


で、遂に、キャバ嬢デビュー！


ところが・・・


ホールに出てみると、
そこには、見たことのない情景と
経験したことのない雰囲気に包まれてて

別世界に入り込んだようでした。
ディズニーランドに来たような感覚です。


お客様の隣で、お話を聞く。

それも、なかなか楽しくて
もっと話が聞きたいと思うところで

次のテーブルに移されるのが
難点でしたが、嫌な仕事じゃないな。

それが、第一印象でした。


２日目も、レッスンの後、
夜は、キャバクラでお仕事。

今、思い出してみると
そこでもコーチングしてたんですよね。

お客様が、本当に話したいことを
引き出していくことで
相手が、楽しんでくれるんです。

ある超リッチな社長さまからは、

「そんな合宿所にいないで、
　僕の家に空いてる部屋があるから
　移っておいでよ。

　事務所には、僕から話すから」

なんてお誘いも頂きました。
（お断りしましたけどね）


そして３日目には、なんと！

初日にお話をしたお客さまが
指名を入れてくださったらしく
黒服さんから、すごく褒められました。

翌朝、事務所に呼ばれた時も

「亜優さん、すごく評判いいわよ」

って、とっても喜んでて。。。

で、初めて違和感を感じました。


だって、私はキャバ嬢として
売れたいわけじゃなかったから・・・

そしたらその日、
警察官が２人来ました！

以前、合宿所にいた女性が
詐欺として訴えたんです。

「女優としてデビューさせると言って
　キャバクラで働かせて
　そのギャラも支払わない」と。

私も、刑事さんに調書をとられました。


これ、新聞に掲載されるほどの
事件として取り上げられたんですよ。


いや～、いい経験しました。

何がラッキーだったかって
合宿所に入居する前、

きょうだいと二人で暮らしてたので、
転居する時に

「私の私物は全部、処分していいから」

と、１か月分の家賃だけ渡してたんです。

なので、警察が来た後、
すぐに合宿所を出ることが出来ました。

もし、一人暮らししてて引き払ってたら、
布団と身の回りのもだけしか持ってないし、
かなり困ったでしょうねぇ～。


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