いつだって人生は自分次第

クーリー亜優のブログ

居場所の中に居場所をみつけよう

こんにちは。

 

あなたの眠っている実力を

開花させるサポーター

クーリーあやです。

 

 

前回の投稿で、


・外から与えられる居場所

・自ら見つける居場所


この2つについてお伝えしました。

読んで頂けたでしょうか?

  ↓ ↓ ↓

inner-essence.hatenablog.com



この投稿に関して読者様から

ご質問を頂きました。

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自ら見つける居場所について
もう少し詳しく教えてもらえませんか?


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そうですね。

説明が足りませんでした。^^)

では、私が関わった方を
例として、ご紹介しますね。


高校生だった頃の事です。


2年生になった時、クラス替えがあり、
担任の先生も変わりました。

谷先生(仮名)の専門教科は、英語。

とても真面目でしたが、覇気がなく、
一人で、黒板に向かって
話をしているような先生でした。

そんなでしたので

クラスのみんなからも
あからさまにバカにされ、
授業中に堂々と寝ている男子もいるほど。

担任としてクラスをまとめようにも
どうにもならずに、
「仕方ない」という感じで1年が過ぎました。


谷先生には、外から与えられた
「先生」という居場所はありました。

でも、

自らの居場所を見つけることが
できていなかったんです。

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娘が通っていたシュタイナー中学校



3年生に進級してクラス替えが無く、
担任も変わらないと知ったとき、

クラスのほとんどの生徒が
「ガックリ!」と口々に言っていました。

 

「他の担任がよかった」って。

で、やっぱり、前年同様

毎回、“つまらない”授業な上に、

 

ホームルームも、進路相談も、

谷先生と関わらなければならない。

 

そんな調子で、先生もやる気がなければ

生徒たちも、やる気が起きないままで・・・

 

 

私、小学生の頃から、

人と人とのつながりが

気になって仕方ない性分で、

 

それまでは、同級生の範囲で

収まってたんですけど、

 

この時初めて、

年上の人、それも先生に対して、

「調和」をとることは出来ないか?

と考えたんですよ。

 

それから、先生のことを観察し始めて

じっと見てたら、やせっぽちの先生が何か、

可愛い虫(失礼!)のように思えてきちゃっておねがい

そこで・・・

日直になった日に、あることを仕掛けました。

まず、

谷先生に、あだ名をつけたんですよ。

『谷小僧』てへぺろ

そして、日直日誌に、

「Good day!」

と、笑っている谷小僧の
キャラクターの絵も描きました。


そしたら・・・

先生が、面白がってくれて。。。

ならばと、

今度は、黒板の隅に、
毎日違う谷小僧を描いてみました。


谷先生は、それに対して
ホームルームの時にコメントをくれるようになり、

「この英語は間違ってる、

 正しくはこうだ」 とか、

「僕がホームステイしてたアメリカでは・・・」

なんて、今まで話してくれた事のない

面白いトピックも次々と出てきて、

もう、ノリノリ!

 

それがまた生徒達にも大うけ!!

ホームルームの時間はもちろん、
英語の授業でも、寝ている生徒はいなくなり、

他のクラスメイトまで、
谷小僧の新バージョンを描き出すほどで、

いつの間にか、

谷先生は、人気者の先生になりました。


卒業式の日、

「僕の教師人生で、
 初めて生徒と仲良くなれた。
 ありがとう」

そう言ってくれました。


谷先生は、「先生」という
外から与えられた居場所の中で、


「自らが楽しみながら、

生徒達を楽しませることができる」

 

という、

「もう一つの居場所」を見つけたんです。


まぁ、残念なことと言えば、


あの時、お礼に

ジュースを奢ってくれるって

約束したのに、

果たしてくれてないことかな?ウインク


あなたは、いかがですか?

 

 

2つの居場所、ありますか?

どんな「居場所」の中でも、

あなただけの「もう一つの居場所」を

見つけることが出来ますよ。

 

ぜひーーー!!ニコニコ

 

Love...Aya